AmazonのKDPで気になるのは「みんなはどのくらい稼いでいるのか?」。
KDPの収入をブログで報告している人はたくさんいます。
Googleで「KDP 収入 公開」検索すれば、たくさんのサイトがヒットします。
いくつか気になった事例をご紹介します。
有名な事例
まず、「電子書籍って儲かる?」という同じ疑問から、ネットを調べた記事がありました。
この中で取り上げられているの以下の人たち。わりと有名な事例です。
(あくまで調査時点のデータです)
- ちきりんさん :1年間で450万円
- 鈴木みそさん :1年間で1,000万円
- 架神恭介さん :月1,000円
- 中島梨里織さん:月100万円(売上)を記録
- 森山たつをさん:半年で50万円弱
- 日垣隆さん:1年で15万部1億円(ツイートからの推定。疑問を呈する人も)
ちきりんさんはブロガーですが、すでに知名度のあるプロ著述家です。鈴木みそさんは電子書籍業界ではレジェンドになっている漫画家。この二人の数字は、あまり参考にならないですね。
主婦の中島梨里織さんは、KDPではなくE★エブリスタの事例ですが、シンデレラストーリーといえるかも知れません。
森山たつをさんは、世界一周の旅行記シリーズで1万冊を売り上げました。海外事情のオリジナルコンテンツは強そうです。
→ 森山たつをさんの著者ページ (Amazon.co.jp)
上記の本でも、KDPの経験を報告してくれています。
模範的な事例
個人的にすごくリアリティを感じたのは以下の記事。
会社を退職した経験を本にしたみたいです。
自分自身の経験を電子書籍にして、1年間で300冊売って、約5万円の収入。
ベンチマークになるような模範的な数字だと思います。
1冊で年間5万円を稼ぐなら、「成功事例」といえると思います。
もっと収入を増やすためには、出版点数を増やすことになりそうです。
著名ブロガーの事例
著名ブロガーのイケダハヤトさんもKDPの収入を公開していました。
20冊で毎月15万円程度だったそうです。
イケダハヤトさんは有名人なので、数字は参考にならないかも知れません。しかし、「何を考えているか」を書いてくれるので、とても参考になります。
- 50点(50タイトル)を作ってからが勝負
- 1年間は投資フェーズ
- KDPはnoteのリサイクル
普通の人だったら、2,3点の電子書籍を出して売上に一喜一憂するんですが、イケダハヤトさんは50点出すまでは投資フェーズと考えるのがすごい。
継続的な報告の事例
以下のサイトは、売上を継続的に報告してくれています。
4ヶ月で2万円弱の売上。
無料配布、有料配布、KENP、ロイヤリティなど、詳細な情報もあります。
注目したいのは、徐々に販売数が減っていく様子です。
年月が経つごとに売上が下がるのは、電子書籍では避けられないことです。
パブリックドメインの事例
以下のサイトは、パブリックドメインの本を出版している方のようです。
300冊?くらい出して、月4万円の売上のようです。
パブリックドメインは、著作権の切れた昔のコンテンツのことです。
国会図書館で大昔の本を探して、復刻しているみたいですね。
上記の記事は、貴重な売上報告だと思います。
KDPは研究課題
最近、KDPのモチベーションは下がりまくっていましたが、上記のような売上報告を読んでいると、うれしくなりました。
(記事によっては数年前のものですが)
私もガンガン出して、年末には売上を報告します。
売上の数字そのものより、それぞれが工夫してチャレンジして、結果を報告し合うのが楽しいです。研究発表みたいな感じですね。
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