AmazonのKDPで細々と電子書籍を出版しています。今までの経験から、メジャーテーマで出版しても売れなかったことをご報告。
「メジャーテーマ」というのは、多くの人が関心を持つテーマのことです。たとえば、「ダイエット」「節約」「英語学習」のような定番テーマ。
書店の棚にたくさん本が並んでいるようなテーマのことです。
そういったテーマで出してみましたが、まったく売れませんでした。KDPセレクトに登録して読み放題可能にしても、まったく既読ページがありません。
商業出版とかぶったら負け
メジャーテーマは、商業出版でたくさん出ているわけです。大手出版社がそれなりの著者に書かせて、しっかりと企画と編集と校正を行ってリリースしています。
そういった電子書籍が山ほどあります。
Amazonにしてみれば、そういったKindle本を優先して表示するのは当然のこと。
それに加えて、それなりに力のある著者がKDPでも参入しています。KDPのライバルも多いし、強いわけです。
だから、私が思いつきでちょこっとダイエット経験を書いて出版しても、まったく売れない。びっくりするほどゼロ状態。
メジャーテーマは厳しいってのは、当たり前の話と言われればそれまでですが、そのことを痛感しました。
それなりに絞り込んでも売れない現象
で、ここから本題。さすがに、私も「ダイエット法」なんてタイトルを出版しません。そんな抽象的なテーマでは太刀打ちできないことはわかっています。
それなりに「特徴」を出したつもりなんです。「オリジナリティ」「新規性」「ユーザー絞り込み」など、類書との違いを出したつもりです。
それでもまったく駄目だったのが衝撃でした。
メジャーテーマは、各出版社があれこれ工夫しながら、本を出しまくっているわけです。得体の知れないKDP作家はもともと信頼に欠けるので、新規性を装ったところで評価されないのかもしれません。
それでもメジャーテーマの本を売りたいならブログ連動か
たとえばの話。ブログを長年継続していて、そこでダイエット経験を書き続けて、それなりの読者がいるとします。
そのブログでKDP本を宣伝すれば、多少なりとも反応はあるかもしれません。ブログの読者に多少は読んでもらえる。
そういった実績があれば、Amazon Kindleの検索アルゴリズムにも多少は評価されて、Kindleストアからも読者が得られるかもしれません。
ということで、メジャーテーマのKDP本を売りたいなら、自分のブログやX(Twitter)と連動すれば効果があると思います。
金を稼ごうと思って適当に書いても、メジャーテーマではまったく通用しないってことですね。競争に勝つためには地道な活動が必要です。
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