今まで複数の電子書籍ストアの会員になって、使い分けてきました。
しかし、最近になって複数の使い分けが面倒になってきました。
電子書籍ストアを1つの絞るメリットについて考えてみます。
複数の電子書籍ストアを利用するメリットを確認
以前、「複数の電子書籍ストアを使い分けるメリット」という記事を書きました。
3つのメリットをあげました。
- 本を整理しやすい
- ポイントを無駄なく使える
- 万が一のサービス終了のときに被害を減らせる
複数のストアを利用するメリットはたしかにあると思います。
しかし、最近はデメリットを痛感するようになりました。
複数ストアの使い分けは面倒だった
複数の電子書籍ストアを利用していると、どうしても感じるデメリットがあります。
ストアの使い分けが面倒なんです。
購入するときに使い分けるのが面倒
たとえば、Kindleストアで面白そうな本を偶然見つけてポチろうとします。
すると、「あー、推理小説はkoboで買うんだっけ」と考えて、いちいち楽天koboに行ったりする。
こういうのがすごくメンドクサイわけです。
ストアによって買う本のジャンルを分けると、スムーズに購入できないんです。
読み返すときも探すのが面倒
電子書籍を読むときも、「あの本はどのストアで買ったんだっけなー」と考えるのがメンドクサイ。
たとえ2つのストアまで絞れても、「どちらかだっけな?」と探すのが面倒なんです。
利用する電子書籍ストアを1つに絞っておけば、何も考えずに買ったり読んだりできるわけです。
特定の電子書籍アプリに慣れてしまう
もう1つ。複数ストアを使い分けるデメリットは、特定のアプリに慣れてしまうことです。
電子書籍アプリはシンプルな構造なので、どのストアのアプリでも簡単に使用できるものです。しかし、そうはいってもアプリによって違いはあります。
たまにしか使わないストアのアプリは、いちいち使用法を思い出すのが面倒だったりするわけです。
たとえば、特定のストアアプリに慣れてしまうと、それが前提になってしまう。
他のストアアプリを使ったときに、できるはずのことができなかったりして、微妙にストレスになったりします。
サービス終了リスクについての考え方
電子書籍ストアのサービスが終了すれば、買った本が読めなくなります。↓
このリスクがあるから、複数ストアを使い分けることのメリットが際立ってきます。
ストアを使い分けることで、万が一のときでも損害が減らせる。
一生ずっと不便な思いをしながら電子書籍と付き合うの?
30年後に電子書籍ストアがどうなっているかわからない。だから、面倒であっても、一生ずっと電子書籍ストアは使い分ける・・・。
最近、これって何か「違う」気がしています。
サービス終了を怖れて、あちこちのストアで電子書籍を買うのが、なにかズレている気がするんです。
万が一に備えて、ずっと不便な思いをし続ける・・・というのは、ちょっと違うんじゃないかと。
そこまでして、本を抱え込まなくてもいいんじゃないかと。
電子書籍をいま読んで、楽しめばいい、役に立てばいい。20年後30年後の心配をしなくていいんじゃないでしょうか。
20年後30年後に読みたい本は、現在の時点で買うような本とは違っているはずでは?
直観的に本と付き合うならストアを絞る
デジタルツールの強みは、考える負担を減らすことです。
カレンダーアプリにしても、メモアプリにしても、直観的に使えるからこそ「日常の力」になります。
電子書籍も同じ。
何も考えず、買いたい本を探したり、読みたい。もっと直観的に本と付き合いたい。
買った本はいちいちカテゴリ分けしないで、探すときは検索を使う。
そういうのがデジタルツールらいし直観的な利用です。
7個も8個もストアを使い分けていたら、つねに思考判断が必要となって、直観的に使えないのです。
利用する電子書籍ストアを絞ることで、直観的な利用が可能となります。
複数ストアを使っていれば自然と絞られる
「電子書籍は初めて」という人にとっては、どのストアを選べばいいのか迷うはずです。
最初から1つのストアに絞る必要はないです。
まずは様々なストアを使ってみて、アプリの使用感を確かめてみてはいかがでしょうか。
おそらく、そのうちストアの使い分けが面倒になってきますよ。
特に意識しなくても、利用するストアは自然と絞られてきます。
突き抜けたコンセプトがあれば複数ストアもあり
個人的には、電子書籍ストアを1つに絞ることになっても、Rentaは並行して利用すると思います。
ストアのコンセプトがまったく違うからです。
「48時間だけ安くレンタルする」という他に類を見ないコンセプトなので、替えがききません。
だからといって、電子書籍ストアをRentaだけに絞るというのは無理です。一般書籍はほとんどないので。
「別のストア+Renta」となりそう。
Rentaのように「突き抜けたコンセプト」を打ち出せば、他の電子書籍ストアも複数使うストアに入ってくると思います。
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