KDP出版の内容紹介に「目次」を書くべきか

KDPで出版するときに、内容紹介に「目次」を書くかどうかでいつも迷います。

ビジネス書ジャンルで出すことが多いので、目次をさらすことにはメリットとデメリットがあります。

目次について考えてみました。

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出版するジャンルと目次

小説ジャンルで出版している人は、内容紹介に目次を書くことはないはずです。

物語を紹介するときに、目次は重要ではないからです。

ビジネス書、ノウハウ書といったジャンルでは、目次は内容をそのまま凝縮したものです。目次の取り扱いが重要になります。

私がKDPで出版するときには、ほとんどがビジネス書・実用書・ノウハウ書ジャンルなので、目次を内容紹介に載せるかどうかで迷います。

この記事では、「ビジネス書・実用書・ノウハウ書」といったジャンルでの目次について考えます。

目次を見て買いたくなるケース

ひとりの消費者として考えたときに、目次を読んで買いたくなるケースと買う気がなくなるケースがありました。

目次の中にどうしても気になる項目があると、買いたくなることがあります。

たとえば、以下の本(KDP本ではないですが、目次の例として紹介します)。

この本のタイトルを見たときには、「ありがちなビジネススキルの本みたいだし、もともとメールはあまり使わないし、読む気がしない」と思いました。

しかし、以下の目次が内容紹介にありました。

目次
第1章 世界より速く動くための仕事術
第2章 ロジカルシンキングなんてしている暇はない!
第3章 忙しくても、10倍の結果を出すために
第4章 仕事の加速度を上げる人間関係のつくり方
第5章 必要なことを高速で学ぶ方法
第6章 グーグルの疲れない働き方
終 章 自分の仕事を壊せる人が、次の時代をつくる

目次を読んで、「グーグルの疲れない働き方」とか「ロジカルシンキングなんてしている暇はない!」あたりに目を通したいなと思ったわけです。

こんな風にして、タイトルや紹介分だけのときは読む気がしないけど、目次を読んで気になることがけっこうあります。(ビジネス書では特に)

目次を見て買う気がなくなるケース

逆に、目次を見たら内容の想像がついてしまって、読む気がしなくなることもあります。

たとえば、以下の本の場合です。

21世紀の「裏」ハローワーク: 人には言えないもうひとつの職業図鑑」というタイトルが魅力的で、「面白そう!」と読む気まんまんでした。

しかし、目次を読むと・・・

【掲載職業】
アイドルギャラ飲み
闇金
スカウト
キャバ嬢
読者モデル
セクシー女優
ホスト

目次というより、内容の一部紹介かも知れませんが、上記のリストを見ると、今ひとつ興味がわかなくなりました。(ありがちな水商売・セクシー系・芸能系が多かったので)

掲載する職業は完全に隠されていた方が読む気がしたはずです。目次を載せない方が良い例だと思いました。

目次で推測されない工夫

目次で推測されるかどうかは、ちょっとした項目の書き方で変わります。

たとえば、転職した経験を電子書籍に書いたとします。

目次の項目が「上司は辞表をすぐに受け取った」とあったら、読者としては「あー、そうですか」という印象しかありません。

上司に辞表を出した日のこと」と目次にあれば、読者としては「その日に何があったんだろう?」と読みたくなります。

ちょっとしたことですが、内容紹介に目次を載せるなら、推測されないことが重要になりそうです。

ポジティブなレビューがついたら目次を隠すのもあり

KDP本は短めの文章が多いので、目次の項目が少なくなりがちです。魅力的な目次を作るのが難しくなります。

その場合、以下のような戦略をとることがあります。

  • レビューがついていない段階では、興味を引くような目次を載せて、ひとりでも読者を獲得する。
  • ポジティブなレビューがついたら、目次の掲載をやめる。
  • ネガティブなレビューがついたら、目次の掲載を続ける。

読者が重視するのはユーザーレビューなので、ポジティブなレビューがついているなら、目次の掲載をやめた方が多くの読者を獲得できそうです。

逆に、ユーザーレビューがついていない段階とか、ネガティブなレビューがついていたら、できるだけ本の内容を具体的に伝えて、少なくてもいいからターゲットの読者に確実に届けるようにしています。

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