本棚を抱えて引越しする時代の終わり

人生に引越しはつきものです。

大量の本を抱えていると、引越しの苦労は激増します。

電子書籍が普及しているので、もう本棚を抱えながら移り住む必要はありません。

引越し回数は3回

10~50代364人へ引越し回数を調査した記事がありました。

今まで何回引越しをした?10~50代364人へ引越し回数を調査した ライフルホームズプレス

この記事によると、1番多かった引越し回数は3回とのこと。

たしかに、そのあたりかな?というイメージがあります。

引越しのタイミングは以下の3つが多いそうです。

  • 進学や就職
  • 結婚や離婚、子供の誕生
  • 介護施設への入居、死別での引越し

人生のステージが変化するときに引越しが多い。

さらに、10回以上引越しする人の理由もありました。一部引用します。

  • 転勤
  • 賃貸の更新時に住み替える
  • 定期的に住む場所を変えたい
  • 引越しが趣味
  • 住んでいる場所が気に入らない
  • 隣人とのトラブル
  • 冬はスノーボードをしたい

こんな理由でたくさん引越しする人がいるそうです。

 

引越しのたびに大量の本を持ち歩く人生

いざ引越しするときに苦労するのは、大量の荷物の持ち運びです。

読書家の人は、大量の蔵書があるはずです。

2つ3つの本棚があると、400冊〜1000冊の本を運ぶことになります。ダンボール10個〜20個の荷物が増えることになります。

本のために広い部屋を借りて貧乏になる話
本好きの人は、大量の本を抱え込みます。 私も以前は、大型の本棚を4個使っていた時期がありました。1つの部屋に置くことはできないので、2つの部屋に2個ずつ置いていました。 本棚4個というのは、本好きの人から見ると、それほど多くないです。本棚1...

引越しのたびに大量の本を持ち運ぶのは、後世からみれば絶対に滑稽なはず

作家とか研究者のように、職業上の理由から大量の本が欠かせない人もいるとは思いますが。

電子書籍なら、蔵書千冊でも持ち運びゼロ

本はかさ張るので、引越しが多い人は電子書籍を選んだほうがいいです。

どれだけ蔵書があっても1冊も持たずに引越しができます。

デジタルデータの有り難みですね。

本だけでなく、CD(音楽)、DVD(映像)、ゲームなど、すべてオンラインに移っています。

デジタル化できるものは、すべてデジタルにする。そうすれば、どんどん荷物が減ります。

江戸時代への回帰

江戸時代の庶民は引越しが多かったそうです。

葛飾北斎が生涯に93回引越ししたことが知られていますが、北斎が特殊だったというより、誰もがしょっちゅう引越ししていたそうです。

モノを持っていなかったことが大きな理由でしょう。

気楽に引越しできるからこそ、楽しむために引越し、嫌なことがあれば引越し。江戸の庶民は旅人のようです。

最近はモノを持たない人が増えているので、江戸時代のように引越しが多い時代に戻るかも知れません。

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