つらい経験を電子書籍のネタにする

電子書籍のネタ選びについてのメモ。

「楽しい経験」よりも「つらい経験」の方が、読者にとって価値のあるコンテンツになります。

楽しい経験で金を取れるのは芸能人だけ

楽しい経験を書いてお金をもらうのは、一般人には無理だと思います。

「ハワイに行って、ちょー楽しかった」

↑こういう内容は、芸能人日記ならファンが喜んでくれます。

一般人がそういう楽しいことを書いても、「だから何なの?」で終わってしまう。お金を払ってくれる人はいません。

一般人はつらい経験を書いて稼ぐ

私達が書ける中で、お金を取れる可能性があるのは、「役に立つ内容」です。

となると、楽しい経験ではなくて、つらい経験を選ぶことになる。

「ハワイに行ったら、スリに金を盗まれた」

↑こういう内容であれば、役に立つ内容になります。

  • 現地の警察にどう連絡するのか
  • どんな事情聴取があるのか
  • 手持ちの金がないときはどうすればいいのか
  • 旅行保険は使えるのか

犯罪被害にあった経験の一部始終を書けば、様々な疑問に答えることができます。

つらい経験こそ、役に立つ情報の宝庫ですね。

不幸の転換作業

たまに目にする言葉ですが、「不幸な人ほど物書きに向いている」気がします。

ひとりで部屋にひきこもって、何時間も執筆・・・。

こういう作業は不幸な人の方が向いている。

そして、不幸な人の持っているネタの方が、情報的な価値があるわけです。

ネタを直接的に使わなくても、「書きたい情熱」も不幸な経験から出てくる気がします。

私自身、書くことでつらい気持ちが和らぐので、書くことが生き甲斐になった気がします。

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