本を選ぶときにはネットのユーザーレビューを参考にすることが当たり前になっています。
本だけでなく、映画、音楽、ゲームなど、「ユーザーレビュー」がもっとも重要な情報です。
しかし、ユーザーレビューに影響されすぎないように注意したいところです。
コンテンツ多すぎ
コンテンツの量が爆発している時代です。あまりに多くのコンテンツがありますので、すべてを観ることはできません。
リリースされている本、映画、音楽、ゲームの中で、一生のうちに体験できるのはごく一部です。選ぶ時間さえもったいないくらいです。
そのため、同じ消費者の意見である「ユーザーレビュー」は、もっとも重要な選択基準になります。
ユーザーレビューが当てにならない理由
しかし、ユーザーレビューに影響されすぎると、ろくなことがありません。
誰でも、「良いレビューばかりだったのに、私はつまらなかった」「悪いレビューばかりだったけど、私は面白かった」という経験があるはずです。
個人的な経験から一例をあげるなら、昨年に大人気だった映画の「シンゴジラ」は、私としては微妙でした。
たまたま私が観たい映画じゃなかったわけです。違う時期に観たら、面白いと思ったかも知れません。
つまり、面白いかどうかは、その人のタイミングや精神状態によるのです。
コンテンツ選びは直観を信じる
その作品の評価を決めるのは、半分は作品の良し悪しがあると思いますが、もう半分はユーザー側のタイミングです。
ユーザーレビューを信じていると、自分が出会うべき作品を逃してしまいます。
映画でも本でも音楽でも同じですが、まずは直観を信じることが大切ではないでしょうか。
どれほど低評価が多くても、読みたい本があれば読む。観たい映画があれば観る。
それでつまらなかったら、途中で本を閉じたり、映画館を出ればいい。
ユーザーレビューを信じたばかりに、出会うべきコンテンツとすれ違うことの方がもったいないことです。
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