短い読書録を付ける方法についてご紹介します。
私は読んだ本すべてに3行程度の感想を書くようにしています。
わずか3行でも何かが書かれていると、その本の内容を思い出すことができます。
長文の書評を書こうとすると続かないので、短い読書録の形に落ち着きました。
クラウドに読書録を記録する方法についても解説します。
わずかな感想が記憶の糸口になる
今までたくさんの本を読んできましたが、本の内容は驚くほど忘れてしまいます。
その本を表紙をみても、なかなか内容が思い出せません。
そこで、わずかでも本の感想を書いておくと、驚くほど思い出せます。
3行読書録の実例
私は、以下のような一言感想を「読書録」として付けました。
たとえば、以下の本「地を這う魚」の場合。
面白かった。漫画家を目指す若者たちの何気ない日常。
3行どころかわずか1行。
この一文があるかどうかで、ほとんど思い出せないか、ありありと思い出せるかの違いとなります。
別の本「数字が読めると本当に儲かるんですか?」ではこんな感想をつけました。
花屋のネットショップを例にしながら、繁盛貧乏のリスクが書かれる。
売上ではなく、利益を重視した経営を勧めている。
商品の価格を上げたときには、顧客が入れ替わるのを待つ必要があるという。
この3行の感想を「読書録」に書いたおかげで、内容が思い出せます。
再読すべきかどうかの判断に役立ちます。
すべての本に感想をつける
読んだ本すべてに上記のような感想をつけています。
つまらない本だったら、「つまらなかった」ということを記録しておきます。
こうすることで、再読する必要がないことがわかります。
多くの人は、感銘を受けた本だけ読書録を付けるようです。
しかし、面白かった本だけ感想をつけると、以下の問題があります。
- 読書録を付けるほど面白いのか、それほどでもないのか、微妙な判断が必要になる。
- 後から面白いような気がしたときに、本のタイトルを忘れてしまっている。
- 読んだことは覚えているが、「つまらなかったのかどうか」を知りたいときに記録がない。
こんな理由から、読んだ本すべてに感想をつけるのがベストだと考えています。
3行読書録なら3分以内に書くことができるので、すべての本につけても負担はありません。
よほど感銘を受けたら長文の書評を書く
読んだ本の中には、ものすごく感銘を受けて、じっくり感想を書きたい気分になることもあります。
そういう例外的なときだけ、書評用に運営している他ブログに感想を書いています。
ここで重要なのは、感銘を受けたからといって、すべて長文の感想にする必要はないということです。
「感銘を受けた本=長文の書評」
こんな方程式が出来上がってしまうと、長文の書評を書くのが億劫になって、本を読みたくなくなります。感銘を受けるのが面倒になってくる(笑。
あくまで、書く気になったときだけ長文の書評を書くようにしています。
クラウドで読書録をつける
読書録をつけるなら、クラウドを強くお勧めします。
記入・保存が簡単だし、何より検索して振り返るのが楽です。
クラウドで付ける方法として、以下の4つがありそうです。
- クラウド読書録サービス(ブクログ、読書メーターなど)
- ブログ
- クラウドメモ(Evernote , Google Keep など)
- Amazonユーザーレビュー
私はクラウド読書録サービスのブクログを使っています。
上記のような読書録をつけていて、まったく不満はありません。他のユーザーから見えないように非公開設定もできます。
すべての本についてブクログで3行読書録をつけて、一部の感銘を受けた本については他ブログで書評を書いています。
クラウド読書録サービスはたくさんありますので、ブクログ以外のサービスについては以下の記事を参考にしてください。
それぞれのサービスで個性があります。
電子書籍の時代になって、読む本の量が増えています。Kindle Unlimitedで読み放題の本が多いので、少しでも気になったら目を通すようになりました。
クラウドを活用して、気軽に短い読書録を付けてみてはいかがでしょうか?
コメント