電子書籍ストアを蔵書数で選ぶ必要はない

電子書籍ストアを選ぶときに、本の品ぞろえが気になるものです。

しかし、現在はストアによって蔵書数の違いがほとんどありません。

主要な出版社はどのストアにも電子書籍を配信しているからです。

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電子書籍ストアの蔵書数の比較

それぞれの電子書籍ストアの蔵書数について、お馴染みの「電子書籍情報まとめノート」が定点観測をしてくれています。

2018年1月時点で、どのストアも40万冊程度で横並びです。

見かけ上は、hontoが80万冊と多いですが、1話単位のコマ送りコミックが多数含まれています。

その他のストアでも、医学系専門誌の記事単位の本によって、表面上の蔵書数が水増しされています。

実際のところ、AmazonのKindleストア60万冊を筆頭に、ほとんどのストアが40万冊~60万冊で横並びと考えて良さそうです

Amazonが多いのは、KDP(セルフ出版)システムがあるからだと思われます。

主要な出版社はどのストアにも配信している

上記のリンク先に、主要な出版社が配信しているストア一覧があります。

そこからわかるのは、有名出版社はどの電子書籍ストアにも配信している事実です。

2018年1月時点で例外的に以下のケースはあります。

  • Book Placeは、角川、新潮、岩波、ダイヤモンドといった出版社から配信されていません。
  • Yahooブックストアは、新潮の一般書籍、および岩波がありません。
  • KOKORO BOOKS(旧ガラパゴスストア)は、角川から配信されていません。

それ以外のほとんどのストアは、どの出版社からも配信されています。

Amazon Kindle,楽天,Book live!,eBookJapanなどは、どの主要出版社からも配信されています。

つまり、書店で並ぶような本について、電子書籍ストアによる違いは(例外を除いて)ありません。

出版社からみれば、販売機会を増やすために、どのストアにも配信するのは当然です。

「蔵書数」という問題意識は過去のもの

電子書籍が普及しはじめた2010年頃は、「どのストアが多くの本を取り揃えているか?」というテーマがありました。

2012年に楽天koboがはじまったときは、koboストアの日本語書籍数が宣言通りに増えていない点について、三木谷社長がよく叩かれていました(笑。

今では遠い過去のことのようです。楽天koboもばっちり50万冊蔵書があって、他のストアと違いはないです。

今の時代、ストアの蔵書数は話題にならなくなりました。

結論:本の品ぞろえに違いはない。違いはセルフ出版のみ

ということで、電子書籍ストアの蔵書数を基準にして、ストアを選ぶ必要はありません。

電子書籍ストアは、品ぞろえで違いはほぼありません。

唯一の違いは、電子書籍ストアが独自に出版する本(セルフ出版)になります。

セルフ出版は、AmazonのKDPが圧倒的なシェアを誇ります。KDPに興味があれば、Kindleストアは抑えておく必要があります

それ以外の商業出版本には違いはありません。

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