電子書籍ストアの中ではマイナーかも知れませんが、BookPlace をたまに使います。
動画配信サイト U-NEXT 内のサービスなので、ポイント消化に使いやすいからです。
何年も使っていますが、ここらでBookPlace の感想をご紹介します。
東芝からU-NEXTへ
最初に、BookPlace の基本を確認。
BookPlaceというと、「たしか東芝のストアだったはず」という人がけっこういそうです。
もともとは東芝の電子書籍ストアでしたが、2014年からU-NEXT内で提供が始まって、2015年9月にU-NEXTに事業継承されました。
今では、U-NEXTが運営するサービスとなっています。
昔のサイト(http://bookplace.jp)では、新規会員登録が終了し、u-nextサイトでの受付となります。
ちなみに、動画配信サイトのU-NEXTからでもBookPlaceに行けます。
U-NEXTのメニューの「雑誌・コミック・書籍」の項目です。
ここからBookPlace に入る人が多いはず。
ポイント消化に適したサブストア
BookPlaceの使用感についてレビューします。
ちょっと辛口になってしまうのは、やむをえないところ。どうしても書かずにいられない難点がいくつかあります。
スマホアプリの難点
まず、新しい本棚を作る操作がわからず、かなり苦労しました。
ヘルプを読めばいいだけですが、何も読まずに直観的に操作したいのがユーザーの本音です。
特定の本を非同期にできないのも難点です。新しい本棚を作ることで、見かけ上の本を選ぶ仕様です。
あと、アプリが短い頻度で自動同期するのが鬱陶しかったりします。
しおり機能はありますが、ハイライト機能がないのも残念。コミックで使う機能ではないので省略しているのでしょう。
パソコンで読むときの難点
まず、信じがたいことに、本の削除機能がないです。
うっかりHなコミックを試し読みしたら、myリストから削除できなくて困っています。
さらに、デスクトップアプリがないので、パソコンから本を読むときにはブラウザで読むことになります。コミックや雑誌は読めますが、パソコンから読めない一般書籍がけっこうあります。
最後の難点は、ヘルプにしても設定にしても、びっくりするほど情報が少ないです。
コミックを読むならOK
いろいろツッコミどころは多いですが、慣れてしまうと普通に読めます。
コミックを読む分には問題は感じません。
BookPlaceは、細かく品質を上げるのではなく、シンプルに読書機能だけを提供している感じです。
今のところ、メインの電子書籍ストアにするのは厳しいです。ポイントを消化するためのストアにちょうどいいです。
U-NEXTのポイントを使える
BookPlaceの一番のメリットは、U-NEXTのポイントを使えることです。
U-NEXTの「ビデオ見放題サービス」(月額1,990円税抜)に入ると、毎月1200ポイントもらえます。
このポイントでBookPlaceの本を購入できます。コミックの2~3冊分を毎月もらえるわけです。
あと、BookPlaceの雑誌も読み放題になります。
ユーザーを獲得するために大盤振る舞いしているのかも知れません。今のところ、ポイントを考えると、かなりお得感のあるサービスです。
公式→ U-NEXT
1ヶ月無料でトライアルできます。
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