私自身は「一生加入する!Amazonの読み放題サービス Kindle Unlimited の感想」で書いたように、Kindle Unlimitedに加入し続けます。たぶん一生。
しかし、私の周りでは、Kindle Unlimitedをやめる人がけっこういます。
理由を聞いてみたので、シェアします。
読み放題は片っ端から漁る読書
Kindle Unlimitedのような定額読み放題のサービスは、時間を潰す読書に適しています。
音楽の定額聴き放題と同じですね。良さそうなのを片っ端から聴いて、時間を潰したり、知らない作品に出会ったり。
定額だからこそ、お金の心配をせずに、心行くまでタイトルを漁ることができます。読み放題の素晴らしさです。
読み放題は目的のある読書に向かない
逆に、特定の目的があって読書する場合は、読み放題のメリットをそれほど享受できません。
たとえば、仕事の情報を得るために本を探すとしましょう。読み放題かどうかは重要ではありません。
読み放題ではないタイトルに重要な情報があるかも知れないので、「定額だから得」という判断はしません。
読み放題の対象であろうと、なかろうと、必要な情報にアクセスする。それが目的のある読書です。
読み放題のタイトルにこだわると、読書から得られるベネフィットが低下してしまうのです。
時間に一番価値を置く人たちの読書
忙しい社会人は、目的があって読書している人が多いみたいです。
学生時代のように、時間を潰すためにコミックを片っ端から読んだりしない。「定額だから数多くの本を読む」というアプローチをしないのです。
お金を払うことは厭わないから、時間内に必要な情報にアクセスする。そんな読書になります。
そのため、読み放題のメリットを感じにくいようです。
こんな理由により、私の周りでは、試しにKindle Unlimitedに加入してみたけど、やっぱり必要ないと判断した人達がけっこういます。
私自身は、あくまで加入します。個人出版KDPの本が好きだからです。出版社の出す本がつまらなく感じるほど、素人が出すKDPのぞっこんです。
KDPの本を読んだり、KDPで出版するのが趣味になっているので、Kindle Unlimitedとは一生の付き合いになりそうです。
Kindle Unlimitedをやめた忙しい人たちも、KDPの面白さを知ってしまえば、読み放題を再開することでしょう。
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