電子書籍の超基本の疑問にお答えします。
「電子書籍はネットにつながっていない状態で読むことができるのか」という質問がよくあります。
基本的に、電子書籍はオフラインで読むことができます。
電子書籍は3つのパターンがある
電子書籍を読むときには、3つのパターンがあります。
1.ダウンロードして読む電子書籍
ほとんどの電子書籍がこのタイプです。
それぞれの電子書籍ストアで、専用のアプリがリリースされています。
Kindleにしても、Kobo にしても、ヤフーブックストアにしても、DMMやRentaにしても、どのストアでも専用アプリがリリースされています。
(Kindle や Koboは専用端末もあります)
そのアプリに電子書籍ファイルをダウンロードして読むことになります。
それぞれのデバイスに電子書籍のファイルが入るわけですから、オフラインで読むことができます。
この点を利用して、Kindle Unlimitedではお得な裏ワザもあります。
2.クラウドでも読める電子書籍
「電子書籍のファイルはぜったいにダウンロードしないとならないのか?」といえば、そんなことはありません。
クラウド上で読める電子書籍もあります。
Kindleならクラウドリーダー・アプリがあって、対応している電子書籍ならクラウドで読めます。
その他にも、DMMやヤフーブックストアのようにブラウザで読める電子書籍もあります。
重要なポイントは、すべての電子書籍がクラウド上で読めるとは限りません。クラウドに対応している電子書籍だけです。
写真集や漫画のようなファイルサイズの大きな電子書籍は、クラウドに対応しているケースがほとんどです。
このタイプの電子書籍は、クラウドでも読めるし、ダウンロードしても読める。だから、オンラインならダウンロードせずに読めます。
いちいちダウンロードしなくて済むのは便利です。もちろん、ダウンロードすればオフラインでも読めることになります。
3.クラウドじゃないと読めないケース
上記の2つは、ダウンロードしてしまえば、オフラインでも読める、と言う話です。
しかし、クラウド上じゃないと読めないケースがあります。
PC用の専用アプリがリリースされていないケースがこれに該当します。
たとえば、ヤフーブックストアはWindows PC用の専用アプリがありません(2017年3月現在)。iOSやAndroid用の専用アプリはリリースされています。
そのため、Windows PCで読むときには、必ずブラウザで読む必要があります。ネットにつながっていないと電子書籍が読めないことになります。
スマホ用のアプリは、どの電子書籍ストアでもリリースされていますが、PC用の専用アプリがリリースされていないケースがたまにあります。
そういうケースでは、PCはブラウザで読むことになりますので、オンラインが必須です。
もっとも、今の時代、ネットにつながっていないPCは少ないと思いますが。
結論:オフラインで読める。ただし、PCはオンライン必須のストアもある
ほとんどの電子書籍は、専用アプリ(または端末)にファイルをダウンロードします。
オフラインで読めることが常識なのです。スマホは特にそうです。
ただし、ブラウザやクラウドリーダーで読むことができる電子書籍もあり、ダウンロードせずに読める電子書籍もある。
写真集や漫画のようにファイルサイズの大きなものは、ダウンロードせずに読みたい人が多いはずです。
ここまでを確実に抑えておいてください。
そして、例外的に、PCで電子書籍を読むときはネット接続が必須のストアがあるということです。
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