複数の電子書籍ストアを使い分けるメリット

複数の電子書籍ストアを利用する人が多いようです。私も7つの電子書籍ストアを使っています。

あちこちのサイトに本が分散するので使いにくいようですが、実際にやってみるとメリットの方が大きいです。

複数の電子書籍ストアを使い分けるメリットとデメリットについて考えてみました。

合計7つの電子書籍ストアを利用

現在、以下の7つの電子書籍ストアを利用しています。

  • Amazon Kindle
  • 楽天kobo
  • Yahoo!ブックストア
  • Renta
  • DMM電子書籍
  • U-next BookPlace
  • eBookJapan

圧倒的に利用頻度が多いのは、Amazon Kindleです。

使い分けは以下の通りです。

  • 書籍:Amazon Kindle
  • 漫画:Amazon Kindle、楽天kobo、Renta
  • ポイント消化:楽天kobo、Yahoo!ブックストア, DMM電子書籍、U-next BookPlace

ポイント消化で利用するストアは、書籍にしても漫画にしても、軽めの内容の本を買っています。

複数の電子書籍ストアを利用する3つのメリット

複数のストアを使い分けることで、以下のメリットがありました。

メリット1.本を整理しやすい

これが一番大きなメリットです。

1つの電子書籍ストアに絞ると、大量の本がマイページ(アカウント/ライブラリ)に蓄積されます。

堅い本から写真集まで、全部が1つのストアに集中します。

カテゴリ分けを使って整理することになりますが、それがけっこう面倒なのです。

複数の電子書籍ストアを利用して、ストア毎にジャンル分けした方が楽です

たとえば、漫画を買うにしても、以下のようにストアで使い分けることができます。

  • シリーズをコレクションする有名漫画はAmazon
  • ポイントを使って購入する未知の漫画は楽天kobo
  • レンタルする漫画はRenta!
  • Hな漫画はDMM電子書籍

これは一例ですが、同じ漫画であっても、このように4つのストアを使い分けることで、整理がものすごく簡単になります。

カテゴリ分けする労力が少なくなり、頭の中でも直観的に把握できます。

メリット2.ポイントを無駄なく使える

ネットでの買い物とかサービス利用が多い人は、ポイントがどんどんたまります。

  • Tポイント
  • 楽天スーパーポイント
  • DMMポイント
  • U-nextポイント

こういったポイントを消化するときに、数百円から千円程度の電子書籍は最適です。

ポイントがたまると、けっこう無駄なものを買ってしまいがちです。

いらないものを買うくらいなら、読みたい本を購入した方が満足感が高いです。

メリット3.万が一のサービス終了のときに被害を減らせる

電子書籍の泣き所として、ストアのサービス終了リスクがあります。

サービス終了した電子書籍ストアはどうなったか
電子書籍ストアが乱立していますが、すでにサービス終了したストアもあります。 実際にサービスを終了した電子書籍ストアは、どのような対応をしているでしょうか。 ユーザーとして教訓になるので、調べてみました。 買った電子書籍はいずれ読めなくなる ...

ストアを1つに集中して蔵書を貯め込んでしまうと、万が一のときに失うリスクがあります。

現状では、Amazonや楽天のサービス終了があるとは想定していませんが、長期的には何が起きるかわかりません。

そこで、複数の電子書籍ストアを利用しておけば、どこかのストアが終了しても、すべての蔵書を失うことがありません

私自身は、(一般)書籍がAmazon Kindleに偏っているので、もう少し楽天koboを増やそうかと考えています。

デメリット:買ったストアを忘れて混乱する?

複数の電子書籍ストアを使うデメリットとして、どのストアで買ったのか忘れて、探し回ることがありえることです。

ふと本を読み直したくなったときに、「どのストアだったかな?」とアプリを複数立ち上げて探し回らなくてはなりません

しかし、実際に探し回るのは2つ程度のストアです

上記のメリット1で書いたように、そのストアで買う本の傾向が決まっているわけです。

たとえば、小説を買うのはAmazon Kindle と楽天koboのどちらかなので、小説タイトルを探すのは2つのストアです。

利用している7つのストアをすべて探すことはないわけです。

ですから、複数のストアを使うことで混乱するデメリットは思ったほどありません。

使い分けのコツ:著者・テーマ・シリーズは同一ストア

複数の電子書籍ストアを使い分けるコツは、同一の著者・テーマ・シリーズは、同一ストアで購入することです。

司馬遼太郎の小説を買うなら、複数のストアでバラバラに買うよりも、特定のストアにした方が探し回ることがありません。同じ著者は同一ストアで買うようにします。

「起業ガイド」「マネジメント」「英語学習」など、同一テーマの本は同一ストアで購入した方が便利です。

また、当然かも知れませんが、シリーズで買うときも同一ストアにすべきです。

「進撃の巨人」のシリーズを買うときに、1巻~3巻はAmazon Kindle、4巻は楽天kobo、5巻~7巻はRentaの無期限・・・

こんな買い方をすると読み直すときに面倒です。同一シリーズは同一ストアで買うようにしましょう。

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